大方の予想では、丈はせっかく痩せたが、すぐ戻る。
特に、僕と付き合いが長ければ長い人ほど、その意見が強い。
たまに思い立ったようにダイエットして、ちょっとほっそりしたかと思えば、数ヶ月後に会うと、また元通り。
‥というか、以前より膨らんでたりする(笑)
こんな歴史なので、体型に関して言えば、まったく信用がない(笑)
自分でもそう思ってるので、仕方がない。
しかし、今回ばかりは、そうはいくか。
毎日、体重計に乗り、0・3Kg減った、0・5Kg増えた、と一喜一憂して「あんたは女子高生か」と姫に突っ込まれている。
馬鹿野郎、このくらい細かくチェックして気を付けてないと、今までの二の舞になっちまうんだよぉ。
まだまだ物足りず、目標は68Kg。
10Kg落として、今のところ73Kg。
しかし、ず〜っと停滞期で、「DRIFT13」の稽古で痩せるかと思ったら、冬場で発汗量が少なかったらしく、ちっとも落ちなかった。
そんなに甘くはない。
しかし、神は見捨てていなかった。
ウイルス性胃腸炎の下痢まみれで、一気に落ち、ついに70Kgに。
もうすぐだ、もうすぐ目標値に。
下痢が治った途端、3日間ほど体重計に乗らなかったら、一気に3Kgも増えていた。
ありえない…。
一気に落ちたものは、一気に戻る。
ダイエット格言が、また一つ出来た^^
今はまた73Kg付近をうろつく毎日。
運動は超デブの時代から、日々変わらずしていたが、それで体重を落としたいのなら、やはり食事が鍵を握る。
その時は、姫の協力が必然的に必要となるわけだ。
しかし、あいつはどうもデブせんらしい(笑)、痩せていく僕を、苦々しく思っているのだ。
減量阻止の陰謀が謀られるのである。
ずいぶん前も、「減量するから宜しく」「わかった」の会話の翌朝に、カツ丼を出された(笑)
「あっさりしたラーメンが食べたいなぁ」「わかった」の後“なんでんかんでん”に連れて行かれた(笑)
近年も、毎晩、レンタルDVDで1作以上の映画を観る習慣時、ゴソゴソとやたらとお菓子を運んで来やがる。
サーティワンで割引券があるからと、36個もアイスを買ってきやがった。
映画の時、「アイス食べるけど、食べるわけないよね?食べないでしょ?食べないよね、アイス、アイス、アイス」と、本当は食べたいんでしょ、みたいな言い方で言われる。
映画を観ている間、ちらちらちらちら、視界の横にアイスをウロウロさせる。
そりゃあ、俺だって食べたいに決まってんだろ。
だいだい50%ぐらいの確率で、僕の意志は打ち砕かれ、姫の陰謀に屈してしまう。
昨日の朝、体重計に乗ると、あっさり74Kgになっていた。
その前夜のアイスとサラダせんべいが効いた。
落ち込んでいると、姫が今何キロかと聞いてきた。
正直に答えると、「何だ、そんなもん?…落ち込んでいるから、80Kg近くいってるのかと思った」、微笑んでいる瞳の奥が笑ってないのを、僕ははっきり確認した(笑)
でも不思議なもんで、昨日、知り合いの芝居を観に行くと「丈さん、また痩せましたねぇ」の声。
おかしいなぁ、ちょっと太ってるはずなのに。
分析すると、黒のピッチリした服を着ている時や、一汗かいて、顔がほっそりしている時は、かなり「痩せた」と言われる確率が高い。
飲んだ翌日なんて、顔がむくんじゃっているんで、まず「痩せた」という言葉は聞かれない。
そんなことを考えていると、姫の陰謀を軽減させる手段を見つけられるかもしれない。
まずは、ぶかぶかの服を、姫の前では着てやろう。