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線香燻る

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一昨日、俳優の片桐竜次さんから電話があり、19日に渡瀬さんのご自宅に不破万作さんと伺うので、一緒に行かないかと誘って下さいました。

渡瀬さんがお亡くなりになった時、渡瀬さんと大変に近しい間柄の片桐竜次さんと不破万作さんはご自宅で直接お別れが出来たとお聞きして、

「僕もお別れがしたかった」と竜次さんに伝えたら、覚えていて、こうしてお声を掛けて下さったのです。

渡瀬さんのご自宅には、今まで 2度ほど お鍋をご馳走になった事があり、今回はそれ以来です。

もちろん渡瀬さんがいらっしゃるわけはないのですが、
お骨とお写真の前で、燻る線香の煙のなか手を合わせて 話しかけていると、
何か 渡瀬さんが微笑んで見てくれているような、そんな温もりを感じました。

訃報を耳にして以来、極力 明るく振る舞っておりましたが、時折、ふと渡瀬さんの事を思い出しては、深い悲しみが去来しておりました。

渡瀬さんの遺作「そして誰もいなくなった」も録画はしてありますが、目にすると悲しくなりそうで、まだ観ておりません。
「9係」も観ませんでした。

今でも、あの現場での 渡瀬さんの真剣勝負の厳しさを思い出します。

自分の生ぬるさを一括されるほど、チリチリとした緊張感のなか、鬼のようなプロの厳しさを見せて頂きました。

ここまで集中してこそ、プロの仕事が出来るのだと教えられました。

少しでも良い演技、クオリティの高い作品を求め続けていらっしゃって、僕はどれだけ渡瀬さんの姿勢に影響を受けたかわかりません。

御自宅では 奥様と沢山の思い出話をさせて頂きました。

奥様から「主人は丈さんの芝居に行くのを本当に楽しみにしていましたよ」と仰って頂き、これほど嬉しいお言葉はありません。

渡瀬さんはもういらっしゃいませんが、残された者たちに、そのソウルは永遠に輝き続けるでしょう。

これから僕も、舞台の上、撮影のカメラ前に 立つ度に、そのソウルを胸に抱きながら、渡瀬さんの微笑む その温もりを感じ続けるに違いありません。


※渡瀬さんの写真は、ネットから引用させて頂いたものです。
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