武士の情け

  • 2017.07.18 Tuesday
  • 11:37
以前 二度ほど(6/19、7/5) お伝え致しました、
僕の主宰するJOE Companyの前制作主任 S氏に、870万円もの横領があった件の経過報告をさせて頂きます。

昨日、7/17(月)、帰京しておりまして、
弁護士と経理の先生が立会いの元、S氏と面談致しました。

S氏は誰よりも早く訪れ、素直に全て聞き入れました。

S氏の実印を押した 念書を作成致しまして、
本人の希望を聞き入れ、来月8月と再来月の9月末日の 2回 の分割で、
最後に残った グッズなどの物販品代を返済する事に 法的な義務を課し、遂行して頂くことを確約致しました。

前回の公正証書と合わせて、今回の念書の作成費は、加害者である S氏の自己負担となります。

今迄、二度 報告させて頂き、
僕は優し過ぎるのではないかというご意見も多数頂きましたが、

むしろ自分では、かなり非情でシビアだと思っています。

盗られたお金は どんな手段を講じても 絶対に取り返そうとしてきました。

最初はとにかく急いで 公正証書を書いて貰いました。

それで、返済が滞ったら 法的に 私財を差し押さえる事が出来、100% 取りっぱぐれることは無くなります。

返済が滞れば 実家も差し押さえられるので、それなら 実家を担保に入れて、僕の知人が紹介した金融機関でお金を借り、一括返済して欲しいと諭しました。

それで、総額 約870万円中、およそ 810万円は 返済して貰えたのです。

ただ、誤魔化そうとした グッズ代 約63万円は 残っておりました。

それで、3ヶ月近く 毎日のように連絡を入れていたにも関わらず、音信不通で、逃げていたと判断されてもおかしくない状況が続いたので、
事実を公の場で明るみにさせて頂き、S氏を捜しだそうとしたのも、
僕のシビアな執念です。

こうした途中経過などのご報告も、
事実を公表した以上、最後まで責任を持って御報告しなければならないという 思い以上に、

S氏を決して逃さないように プレッシャーをかけ続ける 意味合いもございます。

仮に逃げたら、公正証書作成、S氏は誰であるか公開する事まで 次の手段で考えています。

ただ、日本には『武士の情け』という、とても素敵な言葉や行為があります。

自分の勝ちを確信した、本来非情であるべき武士が、必要以上に相手を苦しめるような真似をしない事です。

相手の武士の名誉や誇りを尊重してあげる行為です。

他人の目に映る“僕の優しさ”は、もしかしたら それに 近いのかもしれません。

9月末日に良い報告が出来る事を願いながら、

本日、金沢へ向かい、
自分の仕事を精一杯全うしていきたいと思います。

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM