
2017.12.12 Tuesday
S氏のこと
今年の6月19日に投稿致しました、僕のユニットの制作を務めていたS氏の870万円にものぼる横領に関しての続報をさせて頂きます。
初めて知る方の為に簡単に概要をご説明させて頂きます。
S氏という男は、2013年のツアー「7ナナ」という作品から、制作の主任を任せてから、14年ツアー「4フィール」、15年ロングラン公演「マギサの家」、夏のツアー「ハオト」と4公演の制作を担当しておりました。
最初の「7ナナ」から決算書の水増しを幾つか見つけ、警戒をしていたところ、その後の3公演で合計870万円もの使い込みをしていたことが発覚致しました。
特にひどいのは、関係者への支払いは全て滞りなく済んでいると僕に何度も嘘をついて、何人もの未払いがあったこと。
そして、最後の2015年ツアー「ハオト」では、滞りなく準備は完了していると嘘をつき、航空機移動をすることになっていた札幌と宮古島(沖縄県)の往復の航空券を購入していなかった事を、札幌に発つ三日前に知らされたこと。
しかも、銀行には一銭も残っていないと、その際に打ち明けられたこと。
そのうえ、ギャラの遅延の理由として、制作の横領疑惑を関係者に伝えた後で、制作に確認した人に「丈さんは嘘を吹聴し歩いて困っている」と言った事。
最後の「ハオト」のツアーで、最終地の宮古島を含む二カ所の公演を中止せざるを得なくなったのと、その後、2年半もの間、JOE Companyの本公演が打てなくなったのは、この一件のせいに他なりません。
過去2公演分の未払いのギャランティと最後のツアー「ハオト」の関係者へのギャランティの支払いの870万円分はS氏に支払ってもらおうかとも思いましたが、
支払いが滞れば、確実に責任者の僕に督促が来るに決まっているので、腹を括って関係者には自分で払う事を決めました。
横浜銀行と住信SBIネット銀行の2社から、およそ300万ずつ、厳密にいうと299万円ずつ借りました。
これは、300万円を超えると途端に審査が厳しくなると知ったからです。
他に3人の方からも借りました。
このうち一人は、恥を忍んで弟にまで頭を下げに行きました。
そこから、過去2公演の未払い分と15年ツアー「ハオト」関係者のギャラを全て支払うまで、およそ1年半弱もの歳月を費やすこととなりました。
この時間は、経済的な苦しみと、人間不信、誹謗中傷、風評被害、信頼の失墜など、本当に地獄のようでした。
ここから書くことは、現在同じような苦しみに直面している方や、今後万一同じような目に合うような方がいらっしゃいましたら、対策を参考にして下さい。
僕は横領被害に遭っていると、分かった時からとにかく迅速に対応してきました。
過去公演のギャラ未払いの方と遅延が確実な関係者の方々には、ご連絡や時間を割いて頂きお会いして、誠心誠意お詫びと説明をし歩きました。
経理と弁護士の先生の元に、S氏を初めて連れて行った際に、直ぐに誓約書を書かせ、ご迷惑をお掛けした関係者宛てに、S氏の直筆でお詫びと自分が行った事実も書いて貰いました。
その両方をスキャンしたものと、まだ未払いの方には、支払い計画を綴り、自分からもお詫を申し上げて、関係者各位全員へ送信いたしました。
京都に僕の親友の歯科医の先生がおりまして、この方も受付の方に横領された経験があって、多くのアドバイスを頂きました。
とにかく温情は絶対にかけず、容赦してはいけないという事と、
『公正証書』を絶対に書かせる事。
この的確なアドバイスが、今回の件の解決の分かれ道になったと思います。
特に『公正証書』、これが決め手でした。
債務者が将来契約通りの支払いを怠った場合には、裁判をしなくても差し押さえなどの強制執行を裁判所に申し立てて実行出来る、強制執行力のある最強の書面なのです。
加害者が逃亡しようと、牢屋に入ろうと、私財さえあれば、『公正証書』の内容に添って法的に差し押さえることが出来、それで確実に返済してもらえるのです。
今は住所さえ分かれば、その家が誰の所有物かが直ぐに分かります。車のナンバーでもそれが直ぐ分かります。
その他、ソファーやパソコン、机、自転車、何でもいいのです。
それが、加害者の持ち物であるならば、全て返済に当てることが可能になるのです。
最初直ぐに誓約書を書いて貰い、その後、綿密に下調べをして、S氏の家が親族と共同名義の持ち物だと分かり、なるべく早く 公正証書を書いて貰うようにしました。
公正証書を書かせるのに数万円の費用が必要ですが、当然、S氏の支払いです。
簡単に言いますと、公正証書を書いて貰った瞬間に、僕への返済は確定したのと同じ意味を持つのです。
何度か今まで触れておりますが、「4フィール」という公演で、決算書には「無償・サンプル」の項目の67万円分のグッズを無償で配ったという人々のリストを出して欲しいと指示したまま一向に出さないため、その分を抜いた額810万円を公正証書には書いて貰いました。
とにかく急いで公正証書だけは書いて貰いたかったので、待っていられなかったのです。
公正証書の内容は、簡単に言いますと、毎月10万ずつの支払いを2か月間返済が滞ったら法的に施行出来るというものでした。
そのギリギリのところで、2か月で10万返済のような機会も多く、とにかく僕は銀行への月々の返済にその10万円をあてていたもので、1か月の遅延は家計にも影響を及ぼすものだったのです。
それでS氏に、自宅を担保にまとめて返済分を借りることを提案出来たのも、公正証書があったからだと思います。
返済が滞った瞬間に自宅を僕の返済に当てられることを知っていたからです。
その返済が全て終わった直後に、僕は残った「4フィール」の誤魔化したグッズ代を請求したところ、S氏本人が支払うと言った制作助手M君のギャランティまで僕に押し付けるメールだけを残し、全く連絡が取れなくなり、3か月も経過して我慢も限界に達し、S氏を捜索してもらいたくて、ブログとSNSで公表したのが、6月19日の投稿文でした。
おかげさまで、僕の文章を呼んでくれた共通の知人が、彼に連絡を取り、説得してくれたおかげで、僕の前にS氏が現れてくれました。
さて、ようやく、その後の話です。
S氏が誤魔化そうとした「4フィール」のグッズ代67万円は、9月までに完済するお約束でしたが、11月初旬まで掛かり、それでも彼は支払ってくれました。
それは良かったのですが、僕がとても残念でならない事が、現在、2点ございます。
一つは、今年の7月に、経理と弁護士の先生の元に一緒に行った時の話です。
この日、誤魔化そうとしたグッズ代支払いの念書にサインをしてもらう為にS氏は訪れました。
その無償で配ったと言われるグッズを、僕はS氏が言った通りに「各地の有力者に配った」らしいと、投稿文に書いたことに関して、その時彼は、「各地の有力者と言うのは、丈さんが知らない他のグループです」と言ったのです。
この期に及んで、何を自分の体裁を気にしているのだろう思いました。
公演時にプロデューサーが知らないグループなどあり得るはずがないのです。
完全に嘘だと思いましたが、お金さえ払ってくれれば、もうでもいいやと思いました。
しかし、家に帰ってから色々と思いを巡らせているうちに、これを放っといたら、S氏は生涯詐欺師のような事を繰り返してしまうような気がして、「他のグループとは誰なのか、一人でもいいから書いて、メールして欲しい」と送りました。
ですが、答えられるはずありません。そんなグループなどないのですから。 でも、僕は放っておけませんでした。
何度か聞いたら、S氏は「受付を手伝った人たちです」と訂正してきました。
ツアーで回る各地には、応援して下さる方々がいて、その方々の尽力でその地で公演が行えるのです。
一生懸命にチケットを売って下さったり、お手伝いの方を紹介して下さったり…。
なので、ツアー各地の受付を手伝って下さる方々は、応援して下さる方々の知り合いか、その地のプロモーターの方、専門学校で上演する際は生徒の方、あとその劇場スタッフなどです。
東京公演のみ、S氏の知り合いが来たと思います。
ですが、その時の劇場は青山円形劇場で、そこは客席の案内係の方とチケットのもぎりの方は専門でいらっしゃいますので、ほぼ制作で必要なのは受付かグッズ売り場程度です。
呼ぶとしても、延べ、5〜6人でしょう。
彼は、その5〜6人に、パンフレット195部、Tシャツ92枚、マフラータオル5枚、販売DVD30本を無償で配ったと言っているのです。 ありえません。
当然ながら、彼から この回答は、未だに届いていません。
正直、もうどうでもいいんですけど。
それと、これが最も肝心な事です。
「ハオト」というツアーで、彼の助手に付いていたM君のギャランティです。
これは、7月に会った際に、僕が貰って彼に払おうかと打診をしましたが、S氏は頑なに自分で払うと言っていたのです。
そこまで責任を感じて、自分で支払う意思があるならと、僕もS氏の考えを尊重しました。
僕はとにかくM君と誓約書を交わし、そのスキャンを送ってくれと頼んだところ、先月まで届きませんでした。
S氏いわく「最初の約束を払ったら、誓約書を書きます」とM君は言ったというのです。
これが本当ならば、よほどM君もS氏を信用していないのでしょう。
S氏もきっと「丈さんに見せるから早く書いてくれ」と言ったかもしれません。 僕に見せる事よりも、ちゃんと支払う誠意だと思うのですが、未だに誓約書は届いていないのです。
S氏の言う事を信じるなら、まだ支払っていないのでしょう。
その件で、ここ何週間か連絡をしているのですが、またS氏とは連絡が取れずに逃げています。
僕はM君の連絡先を知らなくて、連絡の取りようがないのですが、僕が体験したように腸が煮えくり返っているに違いありません。
確かに僕には全額返済してもらいましたが、自分の中ではこのM君への支払いが済むまで、気持ちはスッキリ致しません。
そこまでが、S氏に対する僕の責任だと思っています。
あまりにM君に対する支払いが滞るようなら、本当に彼の実名と会社名を公表しようかとも思っております。
そう言えば、7月に博多に行った時、以前東京で俳優活動をしていて、現在は警察官になった友人と食事を致しました。 彼は僕の投稿文を読んでいたのですが、S氏だけは絶対に違うと思っていたそうです。
名前を挙げたら、ひっくり返るほど驚いておりました。
犯罪捜査のプロでさえ、そう思うほど、S氏は誠実な男に見えるのです。
だから僕も信用してしまいましたが、 このまま彼と連絡がつかなくなったら、S氏は生涯同じことを繰り返すでしょう。
本当の悪党になってしまいます。
僕は、こうしてこのような事を公表することは決して正しい事だとは思ってはおりません。
ですが公表したことで、逃げ回っていたS氏が、人の説得ではありますが僕の前に現れてくれたことと、今まで誤解していた方々が真実を知り理解して下さったので、少なから間違ってはいないとは思ってはいます。
全額返済してくれたら、彼にエールを送ろうと思っていたのですが、またこのような投稿内容になり、とても残念でなりません。
もしこれを、S氏が読んでくれたら、ぜひ聞いて欲しい事がございます。
M君への支払いだけは、人として完遂されることをお願い致します。
初めて知る方の為に簡単に概要をご説明させて頂きます。
S氏という男は、2013年のツアー「7ナナ」という作品から、制作の主任を任せてから、14年ツアー「4フィール」、15年ロングラン公演「マギサの家」、夏のツアー「ハオト」と4公演の制作を担当しておりました。
最初の「7ナナ」から決算書の水増しを幾つか見つけ、警戒をしていたところ、その後の3公演で合計870万円もの使い込みをしていたことが発覚致しました。
特にひどいのは、関係者への支払いは全て滞りなく済んでいると僕に何度も嘘をついて、何人もの未払いがあったこと。
そして、最後の2015年ツアー「ハオト」では、滞りなく準備は完了していると嘘をつき、航空機移動をすることになっていた札幌と宮古島(沖縄県)の往復の航空券を購入していなかった事を、札幌に発つ三日前に知らされたこと。
しかも、銀行には一銭も残っていないと、その際に打ち明けられたこと。
そのうえ、ギャラの遅延の理由として、制作の横領疑惑を関係者に伝えた後で、制作に確認した人に「丈さんは嘘を吹聴し歩いて困っている」と言った事。
最後の「ハオト」のツアーで、最終地の宮古島を含む二カ所の公演を中止せざるを得なくなったのと、その後、2年半もの間、JOE Companyの本公演が打てなくなったのは、この一件のせいに他なりません。
過去2公演分の未払いのギャランティと最後のツアー「ハオト」の関係者へのギャランティの支払いの870万円分はS氏に支払ってもらおうかとも思いましたが、
支払いが滞れば、確実に責任者の僕に督促が来るに決まっているので、腹を括って関係者には自分で払う事を決めました。
横浜銀行と住信SBIネット銀行の2社から、およそ300万ずつ、厳密にいうと299万円ずつ借りました。
これは、300万円を超えると途端に審査が厳しくなると知ったからです。
他に3人の方からも借りました。
このうち一人は、恥を忍んで弟にまで頭を下げに行きました。
そこから、過去2公演の未払い分と15年ツアー「ハオト」関係者のギャラを全て支払うまで、およそ1年半弱もの歳月を費やすこととなりました。
この時間は、経済的な苦しみと、人間不信、誹謗中傷、風評被害、信頼の失墜など、本当に地獄のようでした。
ここから書くことは、現在同じような苦しみに直面している方や、今後万一同じような目に合うような方がいらっしゃいましたら、対策を参考にして下さい。
僕は横領被害に遭っていると、分かった時からとにかく迅速に対応してきました。
過去公演のギャラ未払いの方と遅延が確実な関係者の方々には、ご連絡や時間を割いて頂きお会いして、誠心誠意お詫びと説明をし歩きました。
経理と弁護士の先生の元に、S氏を初めて連れて行った際に、直ぐに誓約書を書かせ、ご迷惑をお掛けした関係者宛てに、S氏の直筆でお詫びと自分が行った事実も書いて貰いました。
その両方をスキャンしたものと、まだ未払いの方には、支払い計画を綴り、自分からもお詫を申し上げて、関係者各位全員へ送信いたしました。
京都に僕の親友の歯科医の先生がおりまして、この方も受付の方に横領された経験があって、多くのアドバイスを頂きました。
とにかく温情は絶対にかけず、容赦してはいけないという事と、
『公正証書』を絶対に書かせる事。
この的確なアドバイスが、今回の件の解決の分かれ道になったと思います。
特に『公正証書』、これが決め手でした。
債務者が将来契約通りの支払いを怠った場合には、裁判をしなくても差し押さえなどの強制執行を裁判所に申し立てて実行出来る、強制執行力のある最強の書面なのです。
加害者が逃亡しようと、牢屋に入ろうと、私財さえあれば、『公正証書』の内容に添って法的に差し押さえることが出来、それで確実に返済してもらえるのです。
今は住所さえ分かれば、その家が誰の所有物かが直ぐに分かります。車のナンバーでもそれが直ぐ分かります。
その他、ソファーやパソコン、机、自転車、何でもいいのです。
それが、加害者の持ち物であるならば、全て返済に当てることが可能になるのです。
最初直ぐに誓約書を書いて貰い、その後、綿密に下調べをして、S氏の家が親族と共同名義の持ち物だと分かり、なるべく早く 公正証書を書いて貰うようにしました。
公正証書を書かせるのに数万円の費用が必要ですが、当然、S氏の支払いです。
簡単に言いますと、公正証書を書いて貰った瞬間に、僕への返済は確定したのと同じ意味を持つのです。
何度か今まで触れておりますが、「4フィール」という公演で、決算書には「無償・サンプル」の項目の67万円分のグッズを無償で配ったという人々のリストを出して欲しいと指示したまま一向に出さないため、その分を抜いた額810万円を公正証書には書いて貰いました。
とにかく急いで公正証書だけは書いて貰いたかったので、待っていられなかったのです。
公正証書の内容は、簡単に言いますと、毎月10万ずつの支払いを2か月間返済が滞ったら法的に施行出来るというものでした。
そのギリギリのところで、2か月で10万返済のような機会も多く、とにかく僕は銀行への月々の返済にその10万円をあてていたもので、1か月の遅延は家計にも影響を及ぼすものだったのです。
それでS氏に、自宅を担保にまとめて返済分を借りることを提案出来たのも、公正証書があったからだと思います。
返済が滞った瞬間に自宅を僕の返済に当てられることを知っていたからです。
その返済が全て終わった直後に、僕は残った「4フィール」の誤魔化したグッズ代を請求したところ、S氏本人が支払うと言った制作助手M君のギャランティまで僕に押し付けるメールだけを残し、全く連絡が取れなくなり、3か月も経過して我慢も限界に達し、S氏を捜索してもらいたくて、ブログとSNSで公表したのが、6月19日の投稿文でした。
おかげさまで、僕の文章を呼んでくれた共通の知人が、彼に連絡を取り、説得してくれたおかげで、僕の前にS氏が現れてくれました。
さて、ようやく、その後の話です。
S氏が誤魔化そうとした「4フィール」のグッズ代67万円は、9月までに完済するお約束でしたが、11月初旬まで掛かり、それでも彼は支払ってくれました。
それは良かったのですが、僕がとても残念でならない事が、現在、2点ございます。
一つは、今年の7月に、経理と弁護士の先生の元に一緒に行った時の話です。
この日、誤魔化そうとしたグッズ代支払いの念書にサインをしてもらう為にS氏は訪れました。
その無償で配ったと言われるグッズを、僕はS氏が言った通りに「各地の有力者に配った」らしいと、投稿文に書いたことに関して、その時彼は、「各地の有力者と言うのは、丈さんが知らない他のグループです」と言ったのです。
この期に及んで、何を自分の体裁を気にしているのだろう思いました。
公演時にプロデューサーが知らないグループなどあり得るはずがないのです。
完全に嘘だと思いましたが、お金さえ払ってくれれば、もうでもいいやと思いました。
しかし、家に帰ってから色々と思いを巡らせているうちに、これを放っといたら、S氏は生涯詐欺師のような事を繰り返してしまうような気がして、「他のグループとは誰なのか、一人でもいいから書いて、メールして欲しい」と送りました。
ですが、答えられるはずありません。そんなグループなどないのですから。 でも、僕は放っておけませんでした。
何度か聞いたら、S氏は「受付を手伝った人たちです」と訂正してきました。
ツアーで回る各地には、応援して下さる方々がいて、その方々の尽力でその地で公演が行えるのです。
一生懸命にチケットを売って下さったり、お手伝いの方を紹介して下さったり…。
なので、ツアー各地の受付を手伝って下さる方々は、応援して下さる方々の知り合いか、その地のプロモーターの方、専門学校で上演する際は生徒の方、あとその劇場スタッフなどです。
東京公演のみ、S氏の知り合いが来たと思います。
ですが、その時の劇場は青山円形劇場で、そこは客席の案内係の方とチケットのもぎりの方は専門でいらっしゃいますので、ほぼ制作で必要なのは受付かグッズ売り場程度です。
呼ぶとしても、延べ、5〜6人でしょう。
彼は、その5〜6人に、パンフレット195部、Tシャツ92枚、マフラータオル5枚、販売DVD30本を無償で配ったと言っているのです。 ありえません。
当然ながら、彼から この回答は、未だに届いていません。
正直、もうどうでもいいんですけど。
それと、これが最も肝心な事です。
「ハオト」というツアーで、彼の助手に付いていたM君のギャランティです。
これは、7月に会った際に、僕が貰って彼に払おうかと打診をしましたが、S氏は頑なに自分で払うと言っていたのです。
そこまで責任を感じて、自分で支払う意思があるならと、僕もS氏の考えを尊重しました。
僕はとにかくM君と誓約書を交わし、そのスキャンを送ってくれと頼んだところ、先月まで届きませんでした。
S氏いわく「最初の約束を払ったら、誓約書を書きます」とM君は言ったというのです。
これが本当ならば、よほどM君もS氏を信用していないのでしょう。
S氏もきっと「丈さんに見せるから早く書いてくれ」と言ったかもしれません。 僕に見せる事よりも、ちゃんと支払う誠意だと思うのですが、未だに誓約書は届いていないのです。
S氏の言う事を信じるなら、まだ支払っていないのでしょう。
その件で、ここ何週間か連絡をしているのですが、またS氏とは連絡が取れずに逃げています。
僕はM君の連絡先を知らなくて、連絡の取りようがないのですが、僕が体験したように腸が煮えくり返っているに違いありません。
確かに僕には全額返済してもらいましたが、自分の中ではこのM君への支払いが済むまで、気持ちはスッキリ致しません。
そこまでが、S氏に対する僕の責任だと思っています。
あまりにM君に対する支払いが滞るようなら、本当に彼の実名と会社名を公表しようかとも思っております。
そう言えば、7月に博多に行った時、以前東京で俳優活動をしていて、現在は警察官になった友人と食事を致しました。 彼は僕の投稿文を読んでいたのですが、S氏だけは絶対に違うと思っていたそうです。
名前を挙げたら、ひっくり返るほど驚いておりました。
犯罪捜査のプロでさえ、そう思うほど、S氏は誠実な男に見えるのです。
だから僕も信用してしまいましたが、 このまま彼と連絡がつかなくなったら、S氏は生涯同じことを繰り返すでしょう。
本当の悪党になってしまいます。
僕は、こうしてこのような事を公表することは決して正しい事だとは思ってはおりません。
ですが公表したことで、逃げ回っていたS氏が、人の説得ではありますが僕の前に現れてくれたことと、今まで誤解していた方々が真実を知り理解して下さったので、少なから間違ってはいないとは思ってはいます。
全額返済してくれたら、彼にエールを送ろうと思っていたのですが、またこのような投稿内容になり、とても残念でなりません。
もしこれを、S氏が読んでくれたら、ぜひ聞いて欲しい事がございます。
M君への支払いだけは、人として完遂されることをお願い致します。
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