芝居の灯

  • 2020.08.22 Saturday
  • 15:47


渡辺えりさんのお誘いを受けて、下北沢の本多劇場に オフィス300公演 「消えなさいローナ」を観劇して参りました。


えりさんと 歌舞伎の尾上松也さんの二人芝居。


不条理劇で有名な別役実さんの作品を、渡辺えりさんが演出も手掛け、えりさんの持つ世界観と見事にマッチし、なんとも言えない独特なムードを創り上げておりました。


コロナの感染対策も万全で、写真のように客席の間にパテーションまで施し、どこも最大限の知恵を絞り、芝居の灯を消さないように懸命なのです。


よく芝居を打つことを役者や主宰者のエゴのように言う人がいたり、劇場を感染源の悪の巣窟ようなイメージを持つ人もいたりしますが、冗談じゃない。


趣味や道楽でこんな大変な事 出来るわけが無い。


そこには生活を懸けて舞台に立つ者がいる。生活を懸けて芝居を創る者たちがいる。


コロナという憎きウイルスに必死に立ち向かい、たとえ半分以下の客席だとしても、こんな世の中だからこそ、演劇というものの存在意義を誰もがしっかり胸に刻んで、少しずつ 前に進もうとしている。


先日は三谷幸喜さんの芝居を渋谷で拝見をし、今回は 渡辺えりさんの芝居。

コロナ禍の苦境の中でも、演劇の火を消さないように懸命に努力をされている結果を見て、


今日も えりさんや尾上さんを応援する高齢な方々も沢山いらしていて、本来は最も感染を恐れ劇場に足が遠退くはずの方々が笑顔で観劇をしている姿を見て、


明日は我が身で、身につまされる思いに苛まれる僕は、


何か途方もない勇気を貰ったような気持ちを抱きながら、劇場を後にしました。


11 僕が紡ぐ予定の 芝居の上演。


少しずつ、腹が決まりつつあります。

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