【本年11月上演予定の「7」(ナナ)の舞台公演に関してのご報告】

  • 2020.08.31 Monday
  • 19:35

散々悩みに悩んだ挙句、断腸の思いで結論を出させて頂きました。


一時は7割方決行へと気持ちを固めておりましたが、数多の検討、ご意見も聞き、悩み抜いた末、


来年に延期させて頂くという思いに至りました。


本年の公演を楽しみにされていた方々には本当に申し訳ございません。


この公演は、2021 9月末日から1024日まで  東京札幌宮古島福山大阪 と計画しております。


自分はここに至るまで、今年上演の気持ちを強く抱いておりました。

それは現在 演劇界は一丸となって、劇場も感染対策を懸命に講じ、コロナの中でも道筋を作り一歩一歩前へ進んで行こうとしており、自分も己を奮い立たすように、牘薹爐硫个鮠辰靴討呂い韻覆“ 犲分も先陣を行く一人でいなければいけないと熱い感情持って挑んでおりました。


お客様の思いでさえ、爐海鵑保機垢箸靴燭柑世だからこそ、芸能や芸術や娯楽が人々には必要なのだ“ と自分の都合の良い勝手な解釈をしていたのです。


『備えあれば憂い無し』で延期の可能性も視野に入れ、来年の公演も劇場には相談していたのですが、延期になれば スケジュールが合わなくて出れない人もいれば、

今年の公演期間に他の仕事のオファーがあったにも拘らず、そちらを断り 7」の舞台を選んで下さった方もいます。

当然、延期となって10月〜11月のスケジュんールが空いても他の出演者が決まり、その方はもう お断りした仕事をお受けすることは出来ないのです。


他のキャストもスタッフも劇場も、当然、その期間の収入を当てにしていたわけで、急な変更では 新たにその空いた期間を仕事で埋められるかどうかの保証もありません。

当事者として考えた時、それほど憤りを感じることもないでしょう。

そう考えると、胸を締め付けられるような思いが過り、苦しくなります。


今年の公演の「決行」へ舵を切ろうとするには、余りある動機が自分にはありました。


それでも結論を出すにあたり、キャストとも相談致しました。

しかし、意見が二つに割れてしまったのです。

やはり、この苦境の中で決行するのなら、全員が一つの方向へ気持ちを固め、全力で向かわねば決して成功は致しません。


延期を希望する方からは

「「7」という大好きな作品を、やはり何も心配することもなく演技に集中して、満員のお客様の前で公演したい」

「お客様も不安を抱えることなく、作品や役者の演技に集中して、心から楽しめる環境で観て貰いたい」

という意見を頂き、


自分だけ熱くなり独りよがりになっている気にもなり、やはり原点はお客様ファーストなのだから、一般社会のお客様の観劇への認識も確認したくて、SNS上でアンケートを取ったり、ご意見も聞かせて貰いました。


 コロナの不安を口にする方も多数いらして、その時点で、自分が抱くコロナへの恐怖心とも明らかに温度差があることに気づきました。


そして、本来舞台はライブで観たいのだけど、劇場へ足を運ぶことは躊躇するので、「配信なら鑑賞したい」という意見が半数を超えるものでした。


もし来年の公演時にコロナが収束していたとしても、その際は 遠方の方のために【配信鑑賞】はやろうと考えております。

しかし、やはり客席と舞台で、観客と演者が同じ息吹や時間や思いや熱をダイレクトに共有できることが 芝居の醍醐味だと自負しておりますので、今年の公演で「配信のみ」という選択肢は自分の中にはありませんでした。


色々と考えた挙句、「延期」という結果は、お客様ファーストで、お客様の立場だったら何が最良かという思いで導き出した判断です。


この「7」という作品は、僕が初監督で映画化も致しまして、それを今年末から単館系の映画館での上映を目論んでおりました。

当初、この舞台版のツアーは、この映画のプロモーションも兼ねて計画されたものです。


しかし、やはりコロナ禍の自粛で、春に上映予定であった作品でさえ未だ上映の見込みもないものも多く、今年末の上映を僕も断念し、春先の段階から来年の下半期を目指しておりました。


そういう意味では、来年の秋に舞台を上演し、その後に映画に繋げていけるのでしたら、当初の目的の通りにプロモーションにはなるのかとも思っております。


コロナ禍で役者もスタッフも劇場もどれほどの打撃を被ったか、それは想像を絶するレベルに違いなく、

そんな中、先にも述べたように、延期とはいえ 当てにしていた収入がその時期に入ってこなくなるという事態だけは、楽しみにしていたお客様の思いと共に、主宰者として非常に心苦しく思っておりますし、とても申し訳なく思っております。


一年後、コロナが収束していない可能性も当然ある訳ですが、いつもの日常に還っていることを願って止みません。


もしその時も変わらずにコロナ禍であったとしても、今度は どれだけ槍が降ろうと、必ず決行するつもりでおります。


その前に、僕が今年旗揚げを致しました LAPITA☆SHIP の新作公演も来年5月〜6月に控えています。


勿論それも、「決行」の意志で時を待ちます。


頑張り続けるしかありません。


最後までお読み頂き、有難うございます。


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