あの頃のまま

  • 2006.09.12 Tuesday
  • 18:42
取り戻すように、一昨日飲んだ。
久々に男同士、サシで腹を割って語った。
高嶋政伸だ。僕が「一平!一平!」と呼んでいたドラマで共演して以来の親友で、なかなか業界で心を許せる友を作るのも難しいが、真面目なんだけど、ちょい、いい加減、そんなとこが、やたらと波長が合った。
あの当時はやたらとつるんでいて、しょっ中、深酒。
この京都で、その当時の感覚を味わった。これで、石橋保くんがいたら完璧である^^
彼は松竹の方の撮影所で、正月の時代劇を撮っている。濡れ場があり裸体をさらすそうで三週間、節制して禁酒してたそうだ。
僕は、衣裳のスーツがはち切れそうで、節制しようという気もなく、はち切れそうなままだ(笑)
そういえば、「ほろほろ」を彼が観にきた時、「丈さん、この後の予定は?」「京都だよ」で、彼はほくそ笑んでた。
まだ東京にいてクランクインする前に即、電話があり「10日の日に飲もう、10日の日に飲もう!」…翌日がオフで、その日を飲み日ターゲットに決めてたらしい。
んで、飲んだ。たらふく飲んだ。
お互い忙しいし、結婚してからは彼の方が気を使い、あまり飲みに誘わなくなり、少し淋しい気もしていたが、たまに電話をくれる。
久々に飲むと、あの頃のまま。何も変わっていない。
だけど、うれしかったのが、思い出話に花を咲かすわけでもなく、ポジィティブな話題に終始したこと。これも変わってなかった。
僕の作品の感想も、話したかったらしく、ドバッと語ってくれた。
彼はJOE Companyが今みたいにプロデュースシステムではなく、劇団だった頃から、ほぼ皆勤賞的に観にきてくれている。
好きな作品を4作あげてくれた。「イシュタルの朝」、「(駆けてゆく初夏のバラード)後に『CHILDREN』」、ひとり芝居「十人十色」、最も好きなのが、昨年の「ハオト」‥だそうだ。
これだけの作品名をあげる事じたいが、かなりのマニアである。
「ほろほろ」は、客席が作品を皆が待ち望んでくれている空気に満ちていて、それが、心からうれしかった、と言ってくれた。
彼も朗読会をライフワークのようにプロデュースしている。
だからこそきっと、僕の夢やロマンや、続けていくことの大変さも、理解してくれているのだろう。
いよいよ、映画も製作したいと言っていた。
近い。僕に、夢も近い。
あの頃、二人とも二十代で、若いなか、色々と語り合ったが、もう結構いい歳になっている。それでも、何かを愚痴るわけでもなく、前向きに、前向きに生きている。
なんだか、ふと、それが素敵に思えた。
四条大宮の僕が行きつけの〈しんざん〉という店経由、朝までやってる沖縄居酒屋。
たらふく飲んだ。
あの頃のまま、たらふく飲んだ。
翌日、彼は体調を崩し、僕はひどい二日酔いで半死体。
本当は今日も飲もうと言っていたが、取り止め。
あの頃は翌日ピンピンしてたのに。
何も変わってないと思ったが、間違いなく二人とも歳だけはとっている。(笑)

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