「夏のゆずりは」

  • 2006.10.06 Friday
  • 15:37
先日、東京で「夏のゆずりは」の制作発表があった。
これはインターネットシネマで、今年の7月上旬に撮影されたもので、「父、帰る」という仮題がついていた作品だ。
本タイトルが正式に決まったのだが、深くていいタイトルになったと思う。
今までは医療ドラマで医療専門サイトでだけ配信されていたそうだが、今回の作品から、11月から大々的に一般配信をするという(正式にアドレスなどわかれば、新着情報にすぐ告知します)。
制作発表の前に、京都のホテルに完パケと言って、編集後のほぼ完成された映像を送ってもらい観せてもらった。
15分1話のドラマで全10話。
配信される時は、二週間で1話づつ配信されていくそうだ。
その全編を観たら、これがとてもいい作品だった。
メタボリックシンドロームが主題だが、父と子、愛する者や家族など、根底に流れるテーマが、胸を打つヒューマンドラマになっている。
脚本を読んだときから、いいホンだと思ったが、やはり役者の演技の力が活字の力を膨らまし、泣ける感動作になっている。
…と、自分も主軸で出ていて、こんな誉めもなんだが^^;
この作品は僕自身も没頭し、久々にドップリ役にハマった。
どうもここんところ、三枚目的な役が多く‥あ、その大半が自分でわざわざそっちに向かっていることの方が多いんですが(笑)
今回ほど、心を突き動かし、“愛”を体現するような役は、僕のキャラでは珍しい。
ウエスト90cmの高血圧症でIT企業の花形社長という設定。
これもひとえにホリエモンがいてくれたおかげで僕がキャスティングされたのでは?‥。ありがとう、ホリエモン(笑)
 長門裕之さんが、制作発表でこんなことを言っていた。
「役者不遇の時代に、このインターネットで配信するドラマは、役者にとって福音になる」
僕もそう思っていた。
テレビや映画が無い時代、舞台しか無かった役者の活動の場が、ブラウン管やスクリーンやラジオやビデオシネマなど、広がり続け、広がれば広がるほど、そこを目指す役者達も増え続け、もはや飽和状態だ。
食えている役者も、ほんの一部。
そんななか、一つメディアが広がったことは、僕達役者にとっては有り難い話である。
テレビのようにお茶の間に、なんとなく付いている世界と違って、自分の意志でパソコンを開き、アクセスして、ほぼ一人で鑑賞するというのも、面白い気がした。
それに、世界中、南極にいようがアフリカにいようが、インターネットに接続さえすれば、作品が鑑賞出来るということが、このメディアの可能性の広がりを感じる。
1話観逃しても、クリックさえすれば、前からさかのぼって観ることも出来る。
きっとこの作品は、1話だけ観てもわからないだろう。
全10話、ぜひ観てほしいと思う。
長門さんに「小野寺君がすごく良かった」と誉めてもらって、だからって何も調子に乗っているわけです(笑)
久々に、演者として手応えを感じている。

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